紫外線を好む秋咲を中心とする短日性植物
鉢管理では、最低外気温度5度以上は屋外管理・開花温度14度~32度
秋は日中の温度が24度から更に16度と肌寒い頃が本咲きです
基本管理は日当りが良く・真冬は冷たい北・北西の風のあたらない場所で最低外気8度迄
は屋外管理します。
鉢栽培では枯渇栽培(サボテンを育てる感じ)が基本となりますので、水やりは頻繁に与えず、表面が乾燥している位、かつ、葉が萎れる程度で与えます、蕾が見え始め〔開花中は〕表面が乾いてきたら都度与えていきます。
注意ください
お手元に届いた時点での室内置きは紫外線不足による花落ちが生じるため要注意!
また、花〔苞〕色も薄くなります。〔生理的現象です〕
〔室内置きする場合は、目安2日程度・日中は必ず屋外で直接太陽光にあてましょう〕
昨今は窓越しに置かれましてもUVカットされたガラスが多いので気をつけて下さい
特に冬場は耐寒性を高めるために乾燥気味にし、
植物を見て萎れ気味の場合は少し与えます
(夜間や早朝の特に鉢の中での凍結防止・凍傷枯れ防止)
【肥料】(肥料は鉢上から置肥)肥料はこちら!
液体肥料基本的には使用しません使用する場合は希釈倍率1500倍にし
月2回に留めます。濃く与えると障害がでます
芽吹き後や剪定後に当園推奨のCDU化成肥料を中さじ1杯程度与えます。
6号鉢で10g程度又は有機質肥料等
温度が上がる時期から9月まではIB化成肥料を根元に置き肥をします(多少多めに)
【夏場は水切れが早いので加水分解型IB化成肥料が適しています】
開花とともに葉の色が薄くなるのを防ぐ上でCDU肥料の後はIB化成肥料を与えます
油粕主体の場合はCDU肥料を施肥します
【剪定】 ・・・・新しく伸びた枝に花を咲かせます・・・〔混雑してきた葉は間引く〕・
花後に枝を伸ばす(剪定を行う事で幹も太くなり治癒力がつき耐寒性が増します。)
新しく伸びた枝に花を咲かせますので枝数を増やす目的で剪定します。花後の剪定は部分的に咲いている花は残さず切り落とします
伸ばしたい枝がある場合は、しばらく伸ばしっぱなしにして、樹形を想定しながら、適当な
位置でカットし、出来るだけコンパクトに切り詰める事をお勧めします
葉が沢山茂りすぎてくると開花しにくくなり、花数もまばらになりますので
混雑してきたら葉を切り落とし(芽カキ)幹に日があたるようにします
枝造りで現在の長さを変えずに芽摘みをし枝数を増やす方法があります(先端を摘む)
トゲ位置付近より新芽が出ます
強剪定とは緑色の枝を木化したところ辺りで全て切り落とす
(強剪定は4月下旬より8月頃)
メインの開花期の秋は必ず咲きますので遅くとも8月後半には、新芽が伸びるようにし、
沢山の花を咲かせましょう
(なにもしないと花は場合によっては咲かない事があります)
【植え込み】庭植えの場合は春から秋の間が適期
できるだけ遮蔽物の際、塀や壁際等の場所が良いでしょうまた、多くの雨水が染み込まないようにします。冬の(根の凍結防止)防寒対策にもつながりますので根元付近はオープンにしないように・
しっかり根を張るのに最低でも2年は要します・(安定温度の水脈まで)
植え込みの仕方はホームページのブーゲンビレア管理、庭植えを参照ください
【植え替え鉢管理】
(3年に1度植え替えが望ましい)新しい土質を好みます
鉢底石は敷かないように(生育が鈍ります)(根詰まり気味に管理します)
特に厳冬期以外で葉が少なく伸びが遅いようなときは、現在の土と古い根をある程度落とし(上部剪定必須)新しい土を入れ替えるだけで、生育に差が出ます試して見ましょう!
尚、ブーゲンビレアの根の張り方は下へ下へ張る修正がありますので鉢を選ぶ時は深鉢を選ばれる事をお勧めします
【用 土】
ブーゲンの適した用土は土質を主にし、黒土(畑土)に市販の培養土等を配合し、水はけを良くした用土が望ましい粘土質系の赤土の場合は過湿になりやすく葉落等・生育が鈍くなりますので半分程度にし 上記を配合して水はけを良くします。
入手可能なら、市販の培養土に黒土【土質】を混ぜます50×50
黒土50%腐葉土50%(腐葉土30%ピートモス10%ココピート10%でも可)
【越冬対策】
凍傷等の枯れこみ防止目安温度8度(5度以下で花や葉が傷みだす)を下回る気候になりましたら枯れ込み対策として鉢管理の場合霜や凍結しない所へ移動します。特に初年度入手した物は注意しましょう路地植えの対策は根回りの凍結防止として冷たい水が多く染み込まないようにします(お温暖化の反面予測できない寒波の為にも)
マルチングは厚めに敷き(暴風ネット・寒冷沙・ハウス用等のビニール等で)寒風予防も厳格に行って下さい
お客様へ!
落下防止剤は使用しておりませんので、根を崩して洗う必要はありません