耐寒性品種と言われるブーゲンビレアについて
ブーゲンビレアは基本的には非耐寒性植物までとはいきませんが、
その多くが日本の九州から本州・北海道の真冬の極寒の時期に屋外に出しますと凍傷により枯れます
但し全ての品種がそうである訳ではありませんが、
通常販売致されているのは、幹がとても細く造られています
当然露地植えを想定は致しておりませんので、何かしらの防寒対策を施さない限り持ちません
これは、日本全国露地植えされているブーゲンを各地域で観察できる機会がありましたら覘いて下さい
細い枝が殆ど枯れているのが解ります
国内の気候は四季があり、気温の寒暖差おこる時期の秋と春に開花が集中します。
真冬では気温差が著しく低いため、その多くの品種は凍傷によりダメージを受けます
そのため、ダメージを最小限に留める事で翌春からの開花へとつながります。
基本的にブーゲンビレアの路地植えにつきましては、(環境適応植物)〔東北北海道を除く〕可能ですが、環境慣れするまでは、晩秋よりの防寒対策を施していただく必要があります
実績可能品種があります(サンデリアナ系統・サンジェゴレッド・エリザベス・ダイアナ・カロライナ・ミセス系統等があります)(剪定・切り詰めを行う事で幹も太くなり治癒力がつき耐寒性が増します)【上記品種は幹や枝が多種に比べて早い段階で幹が太くなる性質】
若木では成木(せいぼく)に近くなるまではしっかり対策しましょう
【剪定例】伸ばしっぱなしにしないで、1年目2年目は高さを決めてカットを繰り返す事で幹が太くなりますそのほかの品種は基本的には鉢栽培管理向きになりますが。管理方法によっては可能な品種もあります〔鉢栽培管理も同様参考にして下さい〕
基本的な越冬霜対策としては、霜対策・凍傷による枯れ・根回りの凍結防止と寒風予防が中心となります。3m以上のある一定の大木の状態なら、伸ばしっぱなしで冬に突入させたほうが無難(剪定はしない)です。
越冬準備として、断続的に5度を下回り0度以下の日が続く季節では少なくとも、初期の段階として、厚手の不織布等で覆い囲み保護し、風当たりが強い場合や積雪があるようでしたらハウス用ビニール(PO)で更に覆い【空間をつくる】厳冬期には対策が厳格に必要です温暖化傾向にありますが、昨今では反面予測できない寒波の対策のために対策を
全く傷まない管理は無理です・・ダメージを最小限に頑張りましょう!
熱帯植物は環境変化に敏感です。入手した年の冬は特に気をつけましょう
植え付け場所等(根は崩さないで植え付けます)
植えつける場所に穴を掘り耕し土壌改良は行いましょう
元肥をしっかり土壌に混ぜ植え付けましょう・後の生育に差が出ます
植え付け時7分目程土を戻したっぷり水を与えその後土を被せます
ブーゲンビレアの性質上真冬でも日当りの良い場所が一番適します
建物の壁際や遮蔽物等、植え付け場所を広く取る必要はありません
植え込みの仕方はホームページのブーゲンビレア管理、庭植えを参照ください
年間を通して
1月から2月頃が寒波のピークですこの時期乗り切れば大丈夫です
芽吹きは早くて5月頃が一般的で(紫外線の量も多くなる頃です)夏に向けて開花します
毎年芽吹きを繰り返し地域環境に適応してきます・・
推奨CDU肥料(根の定着後)追肥を施しますが、頻繁に与える必要はありません
〔年3回程度・春・夏・秋〕与える時は根元付近へ一握り程度をさらっと撒きます
温暖化傾向にありますが、昨今では反面予測できない寒波の対策のために対策を!
全く傷まない管理は無理です・・ダメージを最小限に頑張りましょう!